上司との不和を理由に転職活動を開始したKさんは、内定先企業から「好きなだけ希望年収を言ってくれ」と言われる。三十五歳のKさんは、営業管理職として大手商社で活躍していた。大学卒業後に入社して以来、一社で地道にキャリアを積んできた人材である。そんな彼が転職活動をはじめたきっかけは、上司との不和だった。営業スタイルや実績にはそれなりの自信を持っていたKさんだったが、三年前に上司と部下の間柄になった営業部
低めの期待値... の続きを読む
就活はこれだけでない。これに先立って、最近は「就業体験」であるインターンシップへの参加も当たり前になっている。就職情報サービス会社が六月にインターンシップ紹介サイトを立ち上げ、就職活動の事実上のスタートと考える学生が一斉に登録し、今や就職希望学生数の半数が参加している。「選考活動は四年生になってから」との立場から、インターンシップについて日本経団連は「企業の実態を知ってもらう採用広報」との位置づけ
就活はインターンシップから始まる... の続きを読む
日本的慣行が世界から評価を受けるに至ったのは、オイルショックのもとでの日本の雇用の安定感から来たものだといってもいいだろう。一方、そういうなかでも出現する失業者のために、雇用保険法が新たに制定され、より積極的に雇用を守る体系が整えられていった。いわゆるセーフティネット(安全網)の整備である。経営と労働組合の連携プレーによる雇用維持、そして政府によるセーフティネット。これらのしくみを結果的に完成させ
日本的慣行が世界から評価を受ける... の続きを読む
お隣の中国は約12億人の人口を抱えている。偏差値で言えば、その上半分は、日本の人口1億2千万人の下半分より優秀だろう。トップの1パーセントと言うと、1200万人もいる。O・1パーセントでも120万人である。彼らの頭脳はピカ一である。英語も日本語もお手のものである。コンピュータソフトの世界では中国は日本を抜いたというのが定説である。銀座で働く中国人女性たちにインタビューすると、大学で『源氏物語』など
外国人にも負けない英語力、競争力をつける... の続きを読む
三〇代後半以降の、「仕事の場」を求める転職は、かつては、「転職年齢、三五歳限界説」などといったことが言われたように、なかなか難しい面もあったが、景気の回復も手伝って、現在ではずっと容易になっているようだし、私の周囲では、四〇歳を越えてから、この種の転職をする知人が少なくない。ある程度の仕事を身につけて、仕事のスキルを売り物に転職する、という形は、転職の基本形だ。年齢にこだわることなく、自分にとって
「仕事の場」を求める転職... の続きを読む