お隣の中国は約12億人の人口を抱えている。偏差値で言えば、その上半分は、日本の人口1億2千万人の下半分より優秀だろう。トップの1パーセントと言うと、1200万人もいる。O・1パーセントでも120万人である。彼らの頭脳はピカ一である。英語も日本語もお手のものである。コンピュータソフトの世界では中国は日本を抜いたというのが定説である。銀座で働く中国人女性たちにインタビューすると、大学で『源氏物語』などを専攻している優秀な人がたくさんいる。
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彼女や彼らが日本の会社に就職して力を発揮するようになる日も、そう遠くはない。日本人はそういう人たちと競争をするわけである。一人一人が非常に厳しい状況に置かれることになる。オリンピックと同じく世界の人たちが競争相手なのだから、中途半端な実力では到底かなわない。5パーセントと95パーセントの比率にしても、上位5パーセントのうち、4・5パーセントまでが実は外国人だった、ということもあるかもしれない。これはあながち冗談でもなく、それを真面目に心配する官僚すら出てきたほどである。しかし、今から鎖国するというなら話は別だが、結局は、このまま乗り切るしかない。Sさんにしても、英語が勝負の世界に人つたなら、やはりその中で自分の英語力に磨きをかけてやって行くしかないのである。英語がグローバルスタンダードになりつつある以上、そこで勝負できなければ価格を極端に下げるか、その仕事をやめるかしか、選択肢は残っていない。厳しいと思われるかもしれない。